10月4日の美しい秋空の広がる日曜日の夕方、霧島市隼人町にある小浜ヴィレッジでお月見会のイベントがあり、
どんぐり自然学校・幼稚園は『折り染め和紙づくり』のワークショックを開催しました。
この日は、小浜ヴィレッジのお馴染みの店舗による特別限定メニューなどの用意もあり、
美味しいご飯やお菓子を楽しむ合間に、たくさんの方が折り染め体験に足を運んでくださいました。
子供のみならず、大人たちも真剣な眼差しで折り染めを楽しんでいる姿がとても印象的でした。
折り染め和紙は、どんぐりでお馴染みの手仕事です。
以前から気になっていたものの、私はこれまでに体験したことがなく、今回が初めての体験となりました。
和紙を手渡された瞬間、私の中の子供心が騒ぎ出し、終始ワクワクしていました。
和紙を色んな形に折りすすめ、インスピレーションに任せて和紙を絵の具に浸す。
とてもシンプルな作業でしたが、赤色・青色・黄色のそれぞれの器から、和紙が絵の具を吸い上げていく様子、
優しく色が混ざり合っていく様子を眺めながら、なんて美しいんだろうと、瞬間瞬間が惚れ惚れする時間でした。
和紙を広げたら、乾かしタイム!
皆さんのそれぞれの作品が美しく、空間がいつしか美術展に。
夕焼けをバックに眺める作品は格別でした。
当日遊びに来たどんぐりの子どもたちは、学内とは違う環境で仲間と集えることも嬉しそうで、
小浜ヴィレッジ内を走り回ったり、美味しいご飯をいただいたりと特別な時間を楽しんでいました。
また、ワークショップの声かけやご案内など、率先して来場者と関わっている様子が逞しく、
同時に微笑ましくもありました。
小浜ヴィレッジでの初出展、地域のつながりの温かさと感謝が深まる1日でした。
(6年生・保護者)

