7月、屋久島キャンプから帰ってきた子どもたちと先生たちによる、キャンプまとめ会がありました。
皆さんへ活動の様子を知っていただくため、親の会の広報で写真を用いる事が増えていますが、
どんぐりの子どもたちには、写真に写った画像より自分の五感で感じたことを大事にしてほしいため、学校の活動において写真はなるべく撮らないし見せたりすることの無いようにしています。
そういうわけで、キャンプまとめ会も、親たちは子どもたちの言葉に耳を澄まし、表情から何を言いたいか読み取り、想像を膨らませて思い出を感じる、二度と同じものはないアナログな会となっています。親の感想です。
毎年巡ってくる屋久島キャンプですが、子どもたちの成長に伴い、少しずつ挑戦することが変わっていきます。
仲間との関わりで自信を持つ子や、自然の厳しさや美しさを感じ、感性を深めていく子。
自分の取り組みについても、できたこととできなかったことへの思いを発表してくれて、誰であろうと分け隔てなく一人ひとりの成長が宝物のように思え、ほっこり感じるまとめ会でした。
どんぐりでは、良い悪いではなく、それぞれの何度も繰り返される成功体験を通して、恐れや不安を持たず、自分の道を歩める力の芽が育っていると感じました。
今のご時世、何に対しても心配な要素が溢れているように思われ、親から離してキャンプに行かせること自体とても不安になる方も多いかと思いますが、どんぐりの親たちは、先生と子どもを信じ毎年笑顔で送り出します。どんぐりでは心配ではなく、世の中を楽しむ力を育ててくれる、そんな学校だと改めて感じました。
(7年生 親)
